「防災訓練を受けていても怖いはずなのに、誰もパニックに陥る人はいない。
自分の仕事に集中し、連絡を取り合っていた」。日本で働くある女性はインターネット新聞に「われわれが学ぶべき多くのことが分かった」と語った。
ある留学生は、長い列をつくってバスや公衆電話を我慢強く待つ光景などを挙げ「皆が冷静に秩序だって行動していた」と称賛。
別の留学生は、教師が子どもたちを誘導する姿など、行政当局者から民間人までの素早い対応ぶりに驚いたという。
さらに「こうした強さゆえに、日本人は世界で最も厳しい条件の国土で生き抜き、米国に並ぶ経済レベルを達成できたのだ」とたたえる声も伝えられた。
(共同)
東日本巨大地震の恐ろしさを身にしみて判った。
特に津波の恐ろしさは想像以上である。
被災された皆様にお見舞いを申し上げますと共に
特に大きな被害にあわれた地域にお住まいである皆様方の
ご無事を心からお祈り申し上げます。
日本に限らず世界が注目している。
]]>
果たして、これで完全な調査はできるのか? 削除したメールの復元は可能だが、通話に関しては通話先、日時しか特定できず話の内容までは分からない。ましてや、八百長をやった力士本人ではなく、第三者に仲介を依頼していた場合、電話やメールではなく直接交渉していた場合は、携帯電話に証拠は残っていない。
預金通帳なんて出しても、さしたる意味はない。記帳していなければ分からない。未記帳分の個人情報を銀行が教えてくれるだろうか? そもそも、銀行振込ではなく直接受け渡ししていた場合も多いだろう。
これだと、証拠は残らない。「メールに名前は挙がっていたが、実際には八百長をやっていない」と主張した力士を、クロと断定できるのだろうか? この調査はやらないより、やった方がマシだが完全とはいえない。
自白した力士はクビが飛び、シラを切った力士は生き残る可能性すらあるのだ。
この14人は野球賭博に関与した元前頭・春日錦の竹縄親方(春日野)と千代白鵬(九重)の携帯電話が、たまたま警察に押収された結果、浮上した力士たちである。
これ以外の関取については、「八百長をやったことはあるか?」との聞き取り調査のみで終わるのか? そうであれば、物証が残っている14人と違い、携帯電話を調べられることもなく、「やっていません」と回答すればすむことだ。
ちゃんと全容を解明したいなら、全力士の携帯電話を調べるくらいのことはしないと無理。そこまでしたら、いったい何人クロが出るか分からないからしないのか? もし、横綱や大関から出てしまったら困るからできないのか…。
そもそも、八百長は犯罪ではない。建て前、任意とはいえ、個人情報を調査することは法に触れないのか? 今回の14人への調査でクロだと判明し、クビになった力士が後で、「同意書は強要されたものであって、プライバシーの侵害等に当たる」などと提訴してきたら、日本相撲協会は勝てるのだろうか?
(ジャーナリスト/落合一郎)